今年度も残り1か月弱となり、当クラブ恒例の親睦旅行を開催いたしました。
当クラブでは東日本大震災の遺児に対する奨学金制度「希望の風奨学金」の活動に積極的に関わりをもってきており、その思いを新たにする意味も込めて今回の旅行では東北の塩竈、松島まで足を延ばしました。
コロナ禍もようやく収まりつつあり、出発後、ほどなくバスの中から宴会?がはじまり、いきなりの盛り上がりを見せつつバスは一路みちのく東北へ・・・
芭蕉も絶賛した松島へとたどり着きました。海を一望できるホテルに着くと今回の旅について計画段階からお世話になってきた塩釜ロータリーの皆様を交えての宴会となりました。長い夜を過ごしお互いの親睦を深め楽しい時間を過ごすことができました。
翌日はまず、今回の旅の大きなテーマの一つ、震災の記憶を風化させることなく皆の心の中に持ち続けられるための機会として東松島市の震災復興伝承館を訪ねました。建物の立つ野蒜地区はその地区だけ約500名の死者を出したという場所で当時多くの住居があった場所が一面の草原となっている様は震災から10年以上を隔てた今でも津波の力の強大さを感じさせる場所でした。
その後、東北の一宮、鹽竈神社神社にて正式参拝、さらに浦霞さんでの日本酒の試飲、今回、企画の段階から訪問先の推薦、手配をして頂き、我々の旅行に丸一日以上、お付き合いいただいた塩釜ロータリー矢部次年度会長が営まれる矢部園様でお茶の試飲と盛沢山の旅行となりました。
若干、内臓に負担をかけることになりましたが、素晴らしい旅行になったと思います。あと1か月、頑張っていこうと思います。
会長 鳥居徹也